腐印 -fujirushi- 

今日もBL読んでます

もうちょい変化球でもイイと思うんだ <まきちゃんは彼とセックスしたい;ともち>

 

タイトル、直球すぎやしませんか。

おまけに、『セックス』のところだけ色も変えて目立つ仕様になっているという念の入れよう。

本屋で買うにはなかなかハードルの高い一品になっております。

なので、というか、値段も結構違うので、Kindleで買うのがオススメ。

gateauさんはKindle推してんですかね。

あれでしょ?

ビッチな受けがガンガン押しまくる感じなんでしょ?

と思ったら、割とその通りでした。

 

でも、予想と真逆だったのは、受けがビッチどころがめちゃめちゃピュアで、泣き虫で、攻めのことが昔から大好きだったというところ。

全然遊び人でもビッチでもなかった…

 

ロン毛なので、表紙では大人っぽく見えてますけれど、まだ高校生です。

なのにピュアッピュア。

やっと大好きだった攻めと恋人になれたっていうのに、年上の攻めは余裕かましてばっかりで全然手を出してくれません。

もーなんでよー!!ってジレジレしながら泣いちゃうような可愛い受けくんです。

 

攻めが、というか、攻めの周りの人が結構危ない人たちなんです。

なんでこんなのとつるんでるのかなぁという感じの、ヤバイ奴らばっかり。

 

そんなヤバイ奴らに、ピュアッピュアの受けくん、捕まっちゃいました…

ここはもう、ティッシュの山を作るほど悲しい!!

 

ほらっ!!

アンタがいつまでも手を出してあげないから、こんなことになったじゃないかっ!! 

 

と、攻めをボッコボコにしてやりたい気分ですよ。

まぁ、攻めからの『お酒はダメだぞっ』っていう言いつけも守らなかった上、油断した受けくんも悪いところもあるけれど。

でもっ!! でもおぉぉぉぉ!!

そんなことになるなんて思わないじゃないかっ!!

 

もう、悲しさマックスです。

でもですね、受けくんがされたことを知った攻めが、ここで本気出します。

 

頼りになる友達を引き連れ、ヤバイ奴らの場所を突き止め、大暴れ。

 

いいぞ!! もっとやってしまえ!! 

 

と思いながら読んでいたんですけれども……

 

う、うん、そのぐらいして当然だよね、受けくんのことを思えばね、あ、ああぁ、でも、ちょ、ちょっと、やりすぎな気が…

 

と、オロオロするぐらいに大暴走。

 

コイツが1番ヤバイ奴だった!!

 

そして、一緒に来ていた友達は、暴れる攻めの横でめちゃくちゃ冷静に電話してます。

 

「歯がなくても大丈夫? 撮影に影響しない? あ、それはそれで需要あんの?」

 

みたいなこと言ってるし!!

このコンビ怖いよっ!!

 

攻めに対してコラッという気持ちでしたけど、最後には『受けくんのこと大事なのね』と5mぐらい離れたところから優しく言ってやりたくなりました。

近づいたら危険な男です。

 

作者のともちさん。

前に読んだこれも好きでした。

 

 

 

 いやもうホント、タイトル通りの泥沼展開。

暴力的な要素もかなりあります。

自分と付き合ってるのに、結婚したと言う彼氏。

でも、関係は続けよう、と。←キレていい場面

そんな時に、とっても優しい人に出会います。

忘れたいなら、自分を利用してくれていいから、なんてことをいいつつ、じわじわと距離を縮めてくるその人に、ちょっと傾きかけていたら、彼氏再び登場。

この彼氏、受けくんが自分から離れようとしていると気づいて、めちゃくちゃ執着心出してきます。

暴力で自分のところに引き止めようとするんです。ふざけんなっ。

 

もう、さっさと優しい人のところに行っちゃいなさいよ!!

と思うんだけど、なかなかそんなに簡単には割り切れないんでしょうね。

受けも彼氏もどんどん追い込まれていく様子が、怖かった!

 

1巻が、ここで終わるの? えっ? 続きの予告とか全然ないんだけど?

みたいな最後だったので、呆然としちゃいましたよ。

でも、しばらくして続編が出たので、きたあああぁぁぁぁって本気で叫びました。

好き嫌いのハッキリする作品だと思うけど、私はこのスッキリさっぱりとはいかない人間模様が好きです。

にんげんだもの、みたいな気分になってとてもイイ。