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デロ甘なものを読みたい時に<おとなりの野獣さん;間之あまの>

 

おとなりの野獣さん (幻冬舎ルチル文庫)

おとなりの野獣さん (幻冬舎ルチル文庫)

 

 間之あまのさんの小説はですね、もう、栄養剤みたいなものです。

気分が落ちていようが、スネていようが、あれもこれも嫌だ!なんて気分になっていようが、間之さんの小説を読めば、グヘへ、ムフフ、と締まりのない顔になって、元気になること間違いナシです。←腐女子腐男子限定

 間之さんの小説は、あちこちで他の作品とリンクしているのも好きなポイントです。

このお話も、もちろんリンクしてます。

 

お兄ちゃんのお嫁入り (幻冬舎ルチル文庫)

お兄ちゃんのお嫁入り (幻冬舎ルチル文庫)

 

 なんと、この彼らのお隣さん!!

このチビッ子はもちろん、抱っこされてる受けくんも、見た目は怖いのに、受けくんとチビッ子達を溺愛している弁護士の攻めさんも出てきます。

 

ここはファミリー向けのかなりいいマンションなんですけれど、お姉ちゃん夫婦が海外勤務になって、その間だけ住んで欲しいと言われた受けくんが越してきました。

そして、お隣に挨拶に行ったらこの家族がいた、という。

今度は、逆のお隣に行ってみれば、小学校の時の同級生じゃないかっ! というミラクルが起こります。

その同級生が、タイトルになっている『野獣さん』ですね。

コイツがねぇ、ホントに野獣さんでして。

再会していきなりブチュッとやっちゃうような男です。

でも、ただの見境なしな男という訳ではなく、昔からこの受けくんのことが好きなのです。

もう、すでに甘々。

でも、受けくんはかなりフワッとした子ですからね。

この高級マンションに住むこと自体、ソワソワして落ち着かず、平穏にひっそりと好きなパンの仕事をして生きていけたらそれで充分、という感じの子です。

そんなフワッフワな彼に、オラオラ寄っていく攻め。

いつ頭からガッポリかじられてもおかしくないんですけれど、そういうところは意外と紳士。

受けくんのことがとっても大事なので、ぐっとこらえている野獣さん。

受けくんに、さっさと自分の気持ちを認めちゃえ! とは思いますけれど、なかなか覚悟しません。

やっと認めたと思ったら、今度は、体の関係ナシならいい! と。

まぁ、エロいこととは無縁で生きてきた受けくんが、そこを恐れる気持ちはわかります。

なんせ、凶悪なブツをお持ちの攻めさんですからね。

あんなの入れたら壊れちゃう!! とビビりまくりなのですよ。←とっても萌える

だけど、受けくんの貞操が危機に陥るというピンチを乗り越えた時、やっと覚悟を決めるんですねぇ。

凶悪なブツでもいい!めちゃくちゃにされてもいい! ←そんなこと言ってない

そこからはもう、攻めさんの溺愛に溺愛ですよ。

喉がグフッ、ンムフッ、とか変に鳴るような展開です。

最高でした。

 

あと、受けくんが働いているパン屋さんのおじいちゃんオーナーと、お手伝いしているその孫のコンビが面白い人たちで、とっても好きでした。

 

明日の月曜日が憂鬱な方、今から買いに走って読んでください。

きっと、「まぁ、会社に行ってやらんこともない」というぐらいの余裕が生まれます。

締まりのないグヘへ顔で、いい眠りにつけます。