妄想が暴走 <妄想怖男子;碗島子>

 

妄想怖男子 (ダリアコミックス)

妄想怖男子 (ダリアコミックス)

 

 えっと、一言でまとめれば、『変態ストーカーのお話』です。

もう、これ以上の説明は必要ないんじゃないかと。

 ホントのホントにストーカーなんですけれどね、そのストーカーしている側とされている側がお隣さんな上、会社の同僚なんですよ!

で、されている側も、こいつが自分をストーキングしているというのを全部わかっている、というなんとも不思議なお話。

またゴミを漁っただろ・・・みたいなことを普通に言ってますからね。

する方も変態だけれど、されてる方も変わり者。

このストーカーの攻め、めちゃめちゃキモい!

頭の中が、受けくんのことでいっぱいで、常にあれやこれやを妄想してニヤついているというか、顔面が崩壊しているというか。

BLで、こんなに崩れた顔をする攻めはなかなかお目にかかれませんぞ。

そんな状態なのに、受けくんは冷静。

ホントにいいの? こんなヤツなのに? と思わずにはいられない。

2人の上司も、お前大丈夫なの? と心配気味です。

 

この妄想が暴走し過ぎのまま終わるのかと思いきや、受けくんの田舎に行ったところあたりから、ちょっと方向が変わってきます。

受けくんのお兄ちゃんや、その友達も絡んできて、急にファンタジーな感じに・・・

えっ!? この話どこに転がってくの!? と思いつつも、無事戻ってきました。

戻ってきたら、お兄ちゃんまでカップルになってましたけれども。

 

このストーカーっぷりが突き抜けていて、キモいと思っていたはずなのに、なぜか最後は応援しておりました。

このキノコ頭が、可愛くすら見えてくる不思議。

なかなかインパクトのある一冊でした。